高橋先生のガラスセミナーは盛りだくさん!NO,2

さて、私 ととや 戸田、ちょっぴり二日酔いを残しつつ、セミナーは二日目。
前日の高橋先生との懇親会で少々飲みすぎました~。(反省)

二日目のデモンストレーションは、色を使った花器の制作から。


まずは不透明色の色ガラスをクリアのガラスの上に被せる“外被せ”を披露。

外被せとは…通常、器などのガラスの全体に色を着ける場合、ガラスの厚みの
         内側の一層目にのみ、薄い色の膜を着ける“内被せ”という方法
         で着色しますが、それを逆に器の外側に色の層を着ける方法の
         こと。内被せよりも難しい。

高橋先生の外被せは、ととや 戸田もはじめて見る、目からうろこのちょっと違う方法。 

まずは、クリアのガラスを膨らませて色を被せて、内側にへこんだ器を作って…
内側にへこんだ器
それの中にクリアのガラスを吹き込む!
色の器の中に吹き込む
吹き込んだあと、余分なガラスを割って取ってしまえば外被せの完了!
外被せの状態を整える高橋先生
これ、高橋先生は簡単にやっているように見えますが、かなり難しい方法。

さて、この外被せで作ったガラスをもとに花器のパーツを作ります。
花器のパーツ作り
出来上がったパーツは、ガラスを一定の温度に保つ“ガレージ”という窯に保管。

ガレージ内のパーツ

花器の本体は別に作ります。
花器の本体を作る

このあと、別に吹いた花器の本体とパーツを溶着。
こんな花器が出来上がりました。 
高橋先生 花器
<画像をクリックすると拡大します>

デモが終ったあとは、各自に分かれてそれぞれに実習。

さて、午後…

午後のデモンストレーションは、ガラス作りではなく、ガラス用の道具作り!
ウッドブロック(wood block)”を作ります。

ウッドブロックとは…日本では“木りん”と言って、ガラスの形を整形するのに使
             う型のようなもの。日本より、海外のガラス工房でよく使わ
             れている。

材料は、もちろん“木”。

ウッドブロックを作るため、お昼休みに高橋先生と共に近所の山に木を探しに行ったのです。
本当は桜がいいのですが、そう都合よく桜の木があるわけじゃないので、とりあえず使えそうな太さの倒木から適当に丸太を切ってきまして…。
ウッドブロックを作る
まずは、ノミで木を彫ります。

このノミ、高橋先生のお手持ち道具。
こんなときのために、いつも持っているそうで…。 う~ん、さすが高橋先生!
用意がいい!

木をお玉のように丸くえぐったら、
ウッドブロックを作る
チェーンソーで余分なところを切る!

チェーンソーをふるう高橋先生、まるでロックのミュージシャンみたい!カッコイイ!

で、完成したウッドブロックがこれ。
高橋先生作 ウッドブロック
実際には、巻き取るガラスの大きさに合わせて、大、中、小のサイズは必用なんだ
そう。

このウッドブロック、なかなかの使い心地。

実は私、ととや 戸田は、ウッドブロックを使うのは今回が初めて。

長年、紙りん(新聞紙を折りたたんで水で湿らせたガラス整形用具)オンリーで制作
してきた ととや 戸田には、とても新鮮でしたよ~。

午後は受講生の希望を聞いて、それぞれ作りたいものの制作。 
個別に高橋先生から、指導を受けます。

今回の受講生の中には、2人以上のチームで製作したことのない受講生がいたので、その人たちには、高橋先生からの特別プログラムで、チームで一つのものを制作するカリキュラムが与えられ、皆さん、一生懸命に制作していました。
チームで一つのものを作る
3人一組で、ガラスを巻き付けてかごのような形のものを作りましたよ。
最後には、別のチームが作っていた同様のものとドッキング。

高橋先生、受講生の要求に応えて、ちょっと面白いこともやって見せてくれました。
割り箸
コップに中のもの、分かります?

そう!割り箸! それも普通の。

これで何を作るかといえば…

なんと、ワイングラス。

割り箸と吹き棹以外の道具は使わずにワイングラスを作って見せてくれました。
割り箸で作る
割り箸でガラスをくくって…
割り箸で作る
割り箸で台を巻き付けて…
割り箸で作る
割り箸で口をひろげる!

…で、完成したのがこれ。
割り箸で作る
<画像をクリックすると拡大します>

割り箸だけで、これだけ出来ちゃうんですからすごい!

もちろん割り箸は、使っているうちにどんどん燃えてなくなっちゃうんですけどね~。

普段、あたりまえに使っている道具じゃなきゃガラスは出来ないと思っているかた~い頭が、少しやわらかくなった気がします。

おたのしみたくさんの二日目も無事終了。
明日は、最終日、三日目です。

…NO,3 に続く。

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