藤田恵美先生のジュエリー講座はすごく楽しかった

10月6日から開催されていた第13回徳島ガラスセミナー キルンワーク 藤田 恵美先生をお招きしての“ジュエリー制作ワークショップ”は、先日、無事に終了いたしました。

今回の藤田 恵美先生のワークショップ、実は募集初日(7/1から)にびっくりするほどの勢いで応募が殺到、あーっ!という間に定員に達して、たくさんのキャンセル待ちが出るほどの大人気!

せっかくのこの機会、一人でも多くの方に藤田先生の魅力に触れてもらいたくて、無理を承知で先生に増員をお願いしちゃいました。

最終的な受講生の数は24人になり、当初の計画を大幅に上回ることに。
藤田先生、無理言って本当にスミマセンでした。

でも、藤田先生のご尽力のおかげで、ワークショップの中身は人数が増えたからといってクオリティーが下がるようなことは全然なくて、むしろいろいろな受講生と触れ合うことができて本当に楽しいワークショップになりました。
説明中の藤田先生
(指導中の藤田先生。 みんな熱心に聞き入っています。)

ガラスで作るジュエリーってこんなに楽しいんだ!って、思わせてくれた3日間でしたよ~。

受講生は、東京や長野、富山に岡山、広島・・・と徳島県以外の方も多数参加。
ガラス関係の学生さんもたくさん受講してくれて楽しい交流もできました。 

藤田先生、今回はアシスタントとして高野 恵さんをお連れ頂き、お二人でご指導頂けることに。
高野 恵さんは現在、東京ガラス学院の講師を勤められている方で、福井県金津創作の森でのワークショップで藤田先生とご一緒に指導などされている方。
高野先生
(黒Tシャツの方が高野先生。下向いちゃってますが…)

お二人とも本当に熱心に指導してくれました。

さて初日は、まずはフュージング技法で“ボタン”を2個作ることに。

もちろん、ボタンと言ってもただのボタンじゃありません。

一つは、自分が大事にしている“なにか”に付けるためのボタン。
そして、もう一つは自分が身に付けるボタン。

この二つのボタンは普通のボタンじゃなくて、アクセサリーになるものであるように考えるのが課題。
例えば、一見デコボコしているような形だったり、ボタンホールがい~っぱいあいていたり…

ボタンもジュエリーの一つなんだと考えさせてくれる課題です。

しかも、この二つのボタンには何らかの関連があるように考えなくてはなりません。

ここでびっくりするようなプレゼント!

普段、藤田先生がご自分の作品作りに使っている自分で作られたガラスのパーツを
ボタン作りの材料として提供していただけることに!
 
箱に入れてお持ち頂いたたくさんのガラスパーツはどれも本当に魅力的!
先生があらかじめ作ってきてくれた様々なパーツ
<画像をクリックすると拡大します>

受講生は、その中から任意に好きなパーツを選んで、ボタンのデザインにかかります。
どれも魅力的で迷います
(どれも魅力的で迷う受講生)

受講生はそのパーツを切断したり組み合わせたり…
考えたデザインにしたがって、世界に一つだけのボタンになるように制作していきます。
デザイン中の受講生
(いろいろ並べてデザインする受講生)

初日は、このオリジナルボタンをフュージングするために電気炉に入れて焼成するところまで。
これから焼成するガラスたち
(電気炉に並べられたガラス。今晩一晩かけて焼成です。)

完成後の加工仕上げは、最終日にすることに。

夜、6時30分からは藤田先生によるスライドレクチャー。

先生の、過去の作品から現在の作品に到るまでの流れを、画像を通して解説していただきました。

スライド投影では、パソコンがちょっとしたトラブルで使えなくなり、画像が少し見にくくなりまして…  
ご覧になられた方々に先生、ご迷惑かけてスミマセンでした!

スライドレクチャーが終ったら初日の日程は終了!
皆さん、お疲れさまでした!

そのあとは、藤田先生と高野さんを囲んでの懇親会。
たくさんのメンバーで飲むビールはうま~い!!!

…さて、本日はセミナー二日目。

まずは、朝から ウォーミングアップということで、とりあえずアクセサリーというものを再認識するために、“誰でも知っている有名なだれか”にあげるためのアクセサリーを新聞紙を使って表現してみる練習です。

制限時間は、1時間。

受講生は限られた時間で、“だれか”を想定しながら新聞紙を折ったり、切ったり…

中には、面白そうな記事とか写真を丁寧に切り取って使う方もいて、なかなか楽しそう。
新聞で作ったお花のブローチ
(器用に花を作っている受講生)

僕達スタッフも挑戦!
たかが新聞と言うなかれ、なかなか難しい… けれど楽しい作業でした。

1時間後、出来上がったアクセサリーをそれぞれが身に付けて発表です。

受講生の作品は、どれもユニーク。
上手にバラの花のブローチみたいにする方もいれば、だら~んと垂れ下がるようにしてみている方もいたり…
想定しているプレゼントする有名人もいろいろで、映画の女優だったり芸能人だったり…

中には、目の前にいる私 ととや 戸田を想定して作ってくれた方も。
どう見ても、誰でも知ってる有名人とは言えませんが…

ちなみに、うちのスタッフ 安田 茂氏は尾藤講師と共同制作で、徳島ガラススタジオのアイドル猫 “ちくわ”(名前です)にプレゼントするアクセサリーを作っておりました。
共同作を胸に飾ってみせる安田氏
“ちくわ”にプレゼントするためのブローチをつけてみせる安田氏。ロート状になっていて、キャットフードが入るそう。

身につける相手を考えながらアクセサリーを作る という、アクセサリーを作る上での重要な部分を考えるきっかけ作りになりました。

楽しい練習が済んだら、本日のガラスの作業の開始です。

二日目は“指輪”を作ります。 それも、オブジェのような指輪です。
藤田先生のリング
<画像をクリックすると拡大します>
参考までに見せていただいた、藤田先生のリング。どれもとてもきれいです。

ここで、またまたビックリな先生からのプレゼントが!

藤田先生、一人一人に指輪用のリング状のガラスと、先生が作ったオリジナルガラスパーツをプレゼントしてくれたのです。
どんな色でどんな形のパーツが当たるか、開けてからのお楽しみ!
パーツはいろいろあって、何が当るかは箱を開けてからのお楽しみ!
藤田先生、本当にありがとうございます!

受講生は、先生からもらったリングとパーツに、そのほかパーツを作って引っ付けることによってオブジェのようなリングになるように考えます。
つまり、藤田先生とのコラボレーション作品を作ろうということですね。

受講生は粘土を使って、小さないろいろの形を作っていきます。
出来上がった粘土原型
完成した粘土原型は、耐火石膏で固めて石膏型にします。

そのあと、石膏型にフュージング用ガラス板を詰めて、いよいよ焼成準備。
ガラスを型につめる受講生
たくさんできた小さな型に、ガラスを詰める作業はなかなかに一苦労。

この日は予定を大幅に延長して、最後の受講生がガラスを詰め終わったのは、夜の8時過ぎ。
皆さん、本当にお疲れ様!

ガラスの詰められた型は、直ちに電気炉に入れて、最終日である明日の午後までにできあがるように焼成に入ります。
ちょっと時間が短くて焼成が強引ですけど、ちっちゃなパーツばかりなのでなんとかなるでしょう!

…さて、本日三日目の最終日。

じつはこの最終日、徳島ガラススタジオのある地域の氏神様のお祭りと重なっていて、ガラススタジオの目の前がお祭り広場になっており、ちょっとにぎわしい最終日となりました。
氏神様 勝占神社のお祭り
(スタジオの外はこんな状態です。)

お祭りの太鼓囃子が聞こえる中、初日に作ったボタンの加工にかかります。

それぞれが作ったボタンはこんな感じで焼きあがっていて、計画したデザインのように加工していきます。
電気炉から出たボタン
(焼きあがった状態のボタン)

加工は、ガラスを削ったり、穴をあけたり…
それぞれのデザインにあった方法でスタッフが加工の指導。
平盤で加工する受講生
だんだん、予定の形に仕上がっていきます。

午前中は全員、大急ぎでボタンの加工。なんとか、形が見えてきました。

…さて、お昼休み。
お祭りという事もあって、お昼ご飯をタコ焼きなんかで済ます人も。

藤田先生、ちょっと息抜きで、うちのスタッフ 尾藤講師と“型抜き”で勝負です。
型抜き勝負の藤田先生と尾藤講師
さすがに、細かい作業に慣れてらっしゃるだけあって、型抜きもうまい藤田先生。
才能って、どんなときにも生きてきますね~。

さあ午後は、昨日作ったばかりのリングのパーツの加工と最終的なデザインにかかります。

残念ながら、さすがに残りの数時間では完成には到らないので、加工はそれぞれが後々完了させることにして、そのパーツをいかに先生のパーツと組み合わせるのか、プレゼンテーションを行なうことに。
プレゼンで発表する受講生
(ボタンとリングのプレゼンをする受講生)
受講生の作品
(受講生の作品)

受講生お一人お一人が、この三日間で作ったボタンやリングへの思いを、熱く語ってくれました。
みんな、いい作品(まだ大半の方が未完成でしたが・・・)でしたよ~。

本当にめまぐるしくボリュームいっぱいの三日間でした。
ガラスで作るジュエリーって、思っていた以上にいろいろあって、すごく楽しいものなんだって実感できたワークショップでした。
持ち歩くことのできる芸術品、それがジュエリーなんですね~。
これから、た~くさんのガラスジュエリー作家が増えることを期待していますよ。

藤田先生、高野先生、そして受講してくれた皆さん、本当にありがとうございました!

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コメント:4個

  1. お世話になりました。
    とても楽しゅうございました。
    あとは宿題の加工が残るのみ…….。

    あわただしくて、アンケートに書きそびれた次回作家のリクエストをします。

    池本一三さん・中野幹子さん・八木洋子さん・光島和子さん・江波富士子さん
    です。               
                         呼んで~。

  2. 川端様
    今回もお越し頂き、ありがとうございました!
    あわただしい三日間でしたが、僕にとっても充実した時間でした。
    楽しかったですね!

    “宿題”は、ぜひとも完成させてくださいね~。
    完成した暁には、画像をお願いします!

    来年のセミナーは現在検討中なので、御参考にさせていただきますね!

  3. ワークショップは吹きもコールドもとても充実した内容だった様子で、受講できた生徒さん達がうらやましいです。
    (アンケートは聞かれてもいないのですが、)池本一三さん、いいですね!!
    その時は私も受講したいです。

  4. H.Kikuchiさん、コメントありがとうございます。
    今回のガラスセミナーは、いつもよりも更に充実していて、楽しかったですよ~。

    次回は来年ですが、どなたをお招きするか決まり次第、またお知らせしますね!
    H.Kikuchiさんが気にいった方でしたら、ぜひお申し込みくださいね!

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