さらば ポケベル
さる3月31日、新聞で発表されることも誰かに騒がれることも無く、
あるサービスがひっそりとその役目を終えました。
それは、そう “ポケットベルサービス”
一時は、誰も彼もがポケットに入れて、持ち歩いている時代
があったのに (…って言っても今の子供にはわからんだろうな~)
それがついに消えてしまうなんて!
今から15~16年前、その頃はまさにポケットベル全盛時代。
町の公衆電話(そう言えば、公衆電話も無くなりつつありますねぇ)
から、とんでもないスピードでメッセージを打ち込んでいる高校生
とかがいましたなぁ。
時代背景でしょうか、『~ポケベルが~鳴らなくて~』なんて歌もありましたナ。
(誰か、この歌 誰が歌ってた なんて歌か御存知?)
当時、ぼくの仕事場である徳島ガラススタジオでは、ガラス溶解炉の管理のため、
“窯番宿泊”の業務があり、ほぼ3日に1日の割り合いでガラススタジオに泊まって
おりました。
この窯番、本人がたとえ休日でも、窯番が当たっていると、そのためだけに
夕方から泊まりに行かねばならないという、まことに中途半端な勤務体系。
その、中途半端な勤務を解決してくれたのが ポケットベル だったわけです。
(在りし日のガラススタジオのポケベル)
溶解炉のプログラムコントローラーを警備システムとつないで、
非常事態が起きた場合、ポケットベルが鳴るという画期的なシステム!
おかげで、徳島ガラススタジオがオープンして以来、約3年続いた窯番宿泊制度
は無くなり、夜は自宅の温かい布団で眠れる自由を手に入れたわけ。
しかし、 ポケベルを持ってからの数年間、夜中の呼び出し音には
本当にドキッ!とさせられました。
『ピーピーピー!』
という、呼び出し音がなると、
ガバッ!と布団から飛び起きてすぐにガラススタジオまで直行!
大急ぎで仕事場に着くと、大概の場合、溶解炉が停止しているんだよね~。
でもポケベルで知らせてくれたおかげで、いつも緊急事態を脱することができました。
この16年間で、少なくとも14~5回は呼び出しがあったかな。
中には、警備会社からの呼び出し音かと思いきや、ただの電池切れのお知らせ音
だった、な~んて笑い話みたいだったことも。
そんなポケベルも、急成長した携帯電話に押されて
ここ数年では、ほとんど見かけない存在に。
うちみたいに、システム管理に使っていたところがわずかに残っていただけじゃないでしょうか?
お世話になりました、ポケベルさん。
さあ、これで呼び出しから解放される~!
・・・って、考えたら これからは、携帯電話で呼び出されるんだった!
ああ、まだまだ夜中に呼び出される不安は続くのでありました。
とほほ・・・。
コメント/トラックバック
トラックバック用URL:
この記事のコメント・トラックバックRSS
この記事へのコメント・トラックバックはありません。
コメントする