昨夜の“鉄腕ダッシュ!”で勉強させていただきました。

皆さん!
昨日、4月1日の放送のTV番組『鉄腕ダッシュ!』をご覧になりましたか?
きっと、ガラス好きの方で新聞のTV欄を見て、『ん?』と思った方も多いはず。

そう! あのTOKIOが“ダッシュ村”でガラス作りに挑戦する話でしたね!

ガラス屋の戸田としても、なかなかに興味をそそられるお話。
ついつい仕事そっちのけで、じっくりと見てしまいました。

御存知、このダッシュ村の企画、何でも手作りでやってみる楽しい内容なので、
戸田もいつも楽しみに見ております。

土作りから始めてお米を作ったり、水車小屋を作ったり、半鐘を鋳造したり…と、
まさに昔ながらの“手作り”を実践しているわけで、これぞ究極のスローライフ!
(実際には、きっとかなりの苦労もあるのでしょうが…)

と、常々羨ましがっていたのですが、ついにガラスに手を出すとは!

窯も自分達で作っていたようですが、以前、屋根瓦を作る際には、その瓦を焼くための
窯用の煉瓦も作っていましたが、今回は煉瓦は、市販の耐火煉瓦を使っていた様子でしたね。

で、その窯について。

耐火煉瓦を土間の上に積んで、燃焼室と坩堝を置く溶融室とに分かれた窯なんだけ
ど、昔ながらの溶解炉を再現した、シンプルながら実に良くできている窯でしたね。

通常 現在だと、燃料としてガスや石油、電気などを使うのだけれど、
そこはやはりダッシュ村。
薪で燃焼させて、ふいごで風を送りながら温度を上げていたのには感心しました。

ただ、TVを見ていただけではよく分からなかったんだけど、
あれってきっと1300℃を超すまで何日もかかってるよね~。

ガラスの窯は、一度温度を上げたら、作業が終わるまでは火を絶やすことができないのが定め。

温度UPには少なくとも数日はかかっているようだったから、徹夜で一晩中薪をくべたり、ふいごを押していた人(きっと、TOKIOじゃないでしょう)がいたはず。

ほんとにご苦労さんです。

次にガラスの原料について。

ガラスの主原料が、硅砂といわれる天然の砂であることは知ってますよね。

その硅砂、地球上のどこでも取れる そんなに珍しいものじゃないんだけど、
それもダッシュ村の中から採集。

山の土、畑の土とかあぜ道の土などから精製して取り出すんだけど、
丁寧にすりつぶしてそれに灰を混ぜたりして、村にあるもので原料を調合しておりました。

最終的には、さらに貝殻を焼いて砕いたものや重曹などを混ぜて原料を完成していましたが、それにしても何もかも自分達の手で作ってしまう姿勢は、TV番組といえ感心しきりです。

原料を溶かすのも苦労したんでしょうね~。
見えない部分の苦労は、かなりあったはず。

そして、ようやく溶けたガラスは、もともとのガラスの色である濃い緑色をしていました。
きれいな色でした。

そのあと、TOKIOのメンバーが吹きガラスに挑戦していたわけですが、それぞれ
素人らしい楽しい器を作っていましたよ。

出来上がった作品の徐冷を、バケツに入れた藁灰の中に入れて行なうのですが、
小品は大丈夫かも知れませんが、さすがに大きめの器には、ヒビが入っていたように
見えたのですが…
(なんとなく、そう見えたので)

今回のダッシュ村企画、昔のガラス製法を見れたみたいで、なかなかに楽しめましたよ。

ガラスは、本来、人の手を通して作られるもの。
何もかも機械任せ、メーカー任せで、自分は作品を作る技術とデザイン力だけ養えばいいと思っているガラス作家には、きっと思うところがあったはず。

いい勉強させていただきました。

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コメント:3個

  1. 見るのを忘れました。゚(゚´Д`゚)゚。うぇぇん
    しかしながら奇跡的に実家の母が録画していたのです( ̄ー ̄)ニヤリ
    ってことで今度の授業までには見ておきます。
    そしてもう少し勉強しておきますねフフフf ( ̄+ー ̄)キラーン☆

    ガラスは、本来、人の手を通して作られるもの。>いい言葉です♪
    自分なりに自分の形で楽しみ自分が愛着を持てる作品を作って行こうって思いました(人´∀`o):ぁ.*゜::リ.。:が..と*.ぅ゜:..(o´∀`人)

  2. TOKIOには脱帽です!
    ものづくりの心があるアイドル?!なんて、そうそういるもんじゃありません。
    まあ、スタッフさんや技術指導の方は、もっと大変なんでしょうが。

    で、見逃した人のために
    『DASH村』

    Webサイトの中身もなかなか読み応えありです!

  3. momonnga loveさん、yuraさん、いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます。 僕は今回のダッシュ村企画には、本当に脱帽でした。

    さまざまな素材がある中で、例えば陶器ならばその土地の土を使うことで、その土地ならではの器を作ることができますよね。 
    木工細工もその土地の木を使って、地元でしかできない味を出せるし、紙漉きや漆もそう。

    工芸は、確かに“技”と作者のデザイン力によるところが多いのは事実だけれど、それと同時にその場所でしかできない地元ならではのもの、という一面もあるんですよね。
    それを考えたとき 前々から、ガラスはちょっと違うかな・・・と思っていたわけです。

    今、徳島で使っているガラスの主成分の硅砂は、海外(確かオーストラリアだったはず)から輸入されているもの。

    多分、国内の個人、あるいは法人のガラス工房のほとんどは、徳島と同じように輸入された硅砂を使った調合原料を使用しているのではないでしょうか。

    もちろん、それが悪いわけじゃなく、逆にどの場所でも同じ条件が揃えば、同じように作品を作ることができるという長所でもあるわけです。

    しかし、作品に地元ならではの個性を与えるには、作者の技やデザインなどとは違い、材料として すでにガラスが個性を持っていることも一つの方法なんではないかとあらためて感じました。

    今回、この番組を見たことで、僕自身 ずいぶん感じることが多かったです。

    いつか徳島ならではのガラスを作ってみたいですね。
    渦潮にもまれた鳴門海峡の海砂をガラスにしてみますか!

    しかし、TOKIOってよくやるよね~。

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