2007 今年の新作風鈴の制作開始!

2月に入り、まもなく立春。
春は、近づきつつありますが、とはいえ、まだまだ寒い日が続いていますね。

さて、新年初の展覧会も無事終了し、ほっとしたのもつかの間。
“ととや”では今年のガラスシーズンに向けて、新作の風鈴製作がスタートです。

まずは、今年の風鈴の第一弾、レース模様風鈴から。

・・・と言っても、いきなり風鈴を作り始めるわけにはいきません。
大事なのは、その材料である、レースガラス棒
今回は、“ととや” のレースガラス棒作りをちょっぴり御紹介します。

レースガラスというと、ガラスをやったことのある人なら誰でも御存知と
思いますが、ちょっと解説。

レースガラスって・・・?
17世紀頃、イタリアのヴェネチアで隆盛を誇った吹き技法の一つで、
透明ガラス棒の中に細い色ガラスの筋をねじったように入れ込んだもの
を使って、まるでレース編みのような模様の器を作るテクニックのこと。

さて、このレース棒。実は、作るのになかなか手間のかかる材料。
特に、ガラスをねじりながら棒状に引いていくのがけっこう大変。

・・・ここだけの話なんですが、私 “ととや”は手で棹を回しながらガラス棒を
引いていくのはちょっと苦手。

そこで、私の仕事場 “徳島ガラススタジオ”では、こ~んな便利な道具使ってます。

レースマシーン2000 (2000年に作ったので)           レースマシーンクランク装置部分      

これ、徳島ガラススタジオでは、“ レースマシーン”と呼んでいますが、
ハンドルを1回転回すと、前の円盤が4回転してくれるクランク式の装置。
市販のハンドグラインダーに円盤を取り付けただけの、簡単だけど優れもの。

この円盤の先に、細い色ガラスを立て筋に入れたガラスをくっつけて、
ハンドルを回しながらゆっくりガラスを引いていくと、あ~ら便利。
たちまちのうちにレースガラス棒が出来上がり!

レース棒をひいたところ

おかげで、2~3時間あれば、それなりの数のレース棒が引けます。

レース棒
<画像をクリックすると拡大します>

さて、こうして出来上がったレース棒は、決まった長さに切り分けて
自宅のデザイン室兼仕事場…という名前の物置に持ち込んで、
風鈴のデザインを考えながら、いろいろと並べてみて検討します。

机に広げたレース棒 散らかっているわけではありません  試しに並べてみました
こうして、様々に検討しながら、新作の風鈴のデザインを決めていくわけです。

2007年の新作風鈴は、5月頃からととやGlassCraftのHPで
順次公開していきますから、 今しばらく楽しみにお待ち下さいね!

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コメント:6個

  1. ワークショップ以来お久しぶりです!結構楽しみに覗かせてもらってます。
    いやあ~レースマシン!すごいっ!ウッチー先生のレースワークショップうけてからそれなりにレースの虜になった私としては見逃せませんっ!自分としても電動ドリル改造してつくったろかともかんがえたのですが・・・。質問!質問!質問!
    どーーーーーやってマシン側にガラスのタネつけるのでしょう???
    夜もねむれません・・・・・Zzz

  2. こちらこそお久しぶりです!  コメント、ありがとうございます。
    レースガラス、楽しいですよね~。
    僕は、ちょっと収集癖があるので、作ったレース棒を器などの製品にしなくても、集めて並べているだけでかなり楽しんでいます。
    (ちょっと、困りものですが)

    さて、御質問の『どーーーやってマシン側にガラスの種をつけるのでしょう??』
    の答えなのですが、いたって簡単、
    最初は、マシンの円盤側を上に向けた状態で地面に横倒しにしておき、そこへ
    アシスタントに柔らかい種をつけてもらうのです。
    画像で見ていただくと分かるのですが、円盤に3本の突起が出てますね。
    この突起に柔らかい種が噛んで、円盤の上にポストになるガラスがつくのです。
    あとは、タイミングを見計らって、温まっているレース用のガラスをポストにつけたらマシンを起こして、ハンドルを回しながら、アシスタントに引いてもらうのです。

    このマシン、他にもいいところがあって、ふつうアシスタントと二人でレース棒を引くときは、アシスタントにも棹を回してもらいますよね。

    ところがこのマシンだと、アシスタントはべつに棹を回さなくても、ほとんど均等にねじれてくれるので、アシスタントはただ棹を持って引っ張るだけでいいのです。

    引き終わったら、ポストに水を掛けておけば、しばらく経つとポストは砕けて突起から外れます。

    これだと慣れてないアシスタントにも負担が少なくてGood!
    ぜひ、神谷さんも作ってみて下さい!

    ちなみにハンドルを回しすぎると、レースがねじれすぎて柄が細かくなりすぎますよ。御注意!
    安心して寝てくださいね~。

  3. レース棒の説明をここで聞くことが出来るなんて♪
    スタジオの一生徒の私としては嬉しい限りです♪♪
    しかしながらまだ良く分かっていません(笑)
    何とな~く分かったんですがやってみないとダメですね。
    いつからかレース作ると言いながらまだ作っていませんが今度挑戦してみますのでご指導よろしくお願いします(≧艸≦)タノミマスぅ
    レースがしたい!!!でもいつも片肉になる癖がある私に出来るのか。。。
    ガラス。。。奥が深すぎて難しいです!しかしそれと同時にとっても楽しい♪
    『やってやれぬことはない!!!』 頑張りますo(゚ー゚*o)(o*゚ー゚)oワクワク

  4. momonga Loveさん、いつもコメントをありがとうございます。
    そうです!その通りやってやれないことはない!

    このレースガラス、一見難しそうに見えますが、実は思っているよりは難しくないんですよ。  手順は確かに面倒ですが…
    むしろ、“ねじる”だけで作らなきゃいけないレース棒のデザインに、いかに自分の個性をこめられるのか… そちらのほうが難しいですよ。
    手順をしっかり覚えて、やってみましょうね。
    やり方は、今度ご指導しますよ。
    楽しいレース棒作りから始めましょうね!

  5. ととや先生に言われると出来る気がしてきたぞぉ~♪
    ずっと前まだまだ初心者だった頃は『まだ。。。早いかも。。。』と言われたけど今は大丈夫そうですか?(笑)
    とりあえず個性は考えないとして。。。挑戦します!!
    今度是非ご指導の程よろしくお願いいたします☆ウキ(p。・∀・q)(p・∀・。q)ウキ☆
    楽しみ楽しみ(・∀・)♬♬

  6. そうです。momonnga loveさん。
    まずは、挑戦です。
    やってみましょうね~!

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