新年初の展覧会 作家をご紹介します! No.9

徳島のガラス達~東京ガラス工芸研究所からの軌跡展は、本日が搬入日。
いよいよ、明日から展覧会が始まります。

会場の準備もほぼ終わり、あとは明日のオープンを待つばかり。

さあ、それでは『 作家を御紹介します!』 シリーズのNo.9
徳島の東京ガラス工芸研究所の修了生の中での一番の先輩、
女性ガラス造形家 萬 知恵子さんを御紹介します。

萬さんは…

萬さんは、1958年 徳島県鳴門市生まれ。

会場搬入中の萬さん。ちょい緊張気味。

実は、この萬さんのご実家、偶然にも ととや 戸田の実家と目と鼻の先。
そんなわけで、きっと、幼い頃の戸田の悪ガキぶりを知られていたにちがいない…
偶然とはいえ、恐ろしい…

萬さんは、四国女子大学でデザイン専攻を卒業したあと、
1982年、創設間もない東京ガラス工芸研究所に第1期生として入所。

1984年には、国内初の私立のガラス専門学校の卒業生として世に出ます。

同年、石川県にある“能登島ガラス工房”にオープンスタッフの1人として就職。
(No.5の安田さんの先輩ってことになりますね)

能登島では、何もかもが手探りの状態で、楽しかったけれど大変だったとか。

当時の先輩方の苦労がしのばれます。

寮に住み込みで、数年間 能登島のスタッフとして勤めたあと、
今度は、奈良県の吹きガラス作家のもとでスタッフとして働きます。

1989年、地元 徳島にガラス工房が設立されることになり、帰郷。
それが“徳島ガラススタジオ”なのです。

徳島ガラススタジオでは、初代のチーフインストラクターに就任。

講座の開講にガラス体験…
徳島では何もかもが初のものばかりで、まさに手探りの状態。
なんだか、手探り好きだね~。

そんな中、当時下っ端だった野村氏や生意気だった戸田、
それに深瀬 貴彦氏(現在は香川県丸亀市の“エコ丸ガラス工房”の主任)
の3人をまとめるのは、さぞ苦労したと思います。

1996年、ようやく軌道に乗って、一通り落ち着いてきた徳島ガラススタジオを
退社して、いよいよ独立することに。

同年、徳島市上八万町に“萬ガラス工房”をオープン。

工房では、おもにフュージングを手がけ、現在では教室も開いており、
なかなかな盛況ぶりです。

2001年からは、自身の卒業校である四国大学(旧 四国女子大)の
特別講義講師に就任。 毎年、多数の大学生にガラス工芸を指導しています。

そのほかにも、徳島新聞社が経営している徳島新聞カルチャーセンターの
講師も勤め、多忙な毎日を過ごしている様子。

また、最近は”徳島彫刻集団”に所属し、屋外に展示できるガラス作品を
意欲的に発表し続けています。

今回のこの作品も、そんな彫刻的な印象の強い作品で、素材は板ガラス。

板ガラスを積層して接着した作品
<画像をクリックすると拡大します>

会場には、自宅工房で作られたフュージングのお皿や、箸置きなども並べられ、
販売されます。
ぜひ、ご覧下さいね。

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コメント:1個

  1. なかなかお会いする機会が無いですね。久々に作品にお会いしました。

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